・教えて!蛮骨先生!!NO.1





「先生!蛮骨先生!」
「はーい、どうした。出席番号14番の蛇骨君!」
「煉骨君が産気づきました!」
「はい、授業は国語から保健体育へ変更します」
「俺は男だ!お前等、たんに保健体育の授業がしたいだけだろう!!」
「先生!煉骨君は童貞だから子供出来ないって!」
「じゃぁ、今から授業内容は、安心な子作り。ということにします」





・教えて!蛮骨先生!!NO.2





「ちょっ……。これ、範囲じゃ……」
「どうした、かごめ?」
「綱牙君……。これ、テスト範囲じゃないよね……」
「……あ、本当だ」
「こらー、そこ。テスト中だ。静かにしやがれ」
「てめぇー!このテストなんだ!?」
「……大人は嘘吐きな生き物なのです」
「テスト範囲全部違うじゃねえか!シャレになんねーぞ、この野郎!!!」





・教えて!蛮骨先生!!NO.3





「進路希望の紙を配ります、が。女子の第一希望は『先生のお嫁さん(はぁと)』で固定です」
「い、印刷されてる…?!だがこれだと男子の第一希望もソレになっちまうぞ!」
「はい。犬夜叉。そんなこという君は蛇骨君の嫁決定です」
「犬夜叉〜!仲良く愛し合おうな〜!」
「だー!気持ち悪い!俺には、かごめと桔梗がいるんだよ!」
「なにそれ。二股発言じゃない。保健室の桔梗先生と……あんた等、まだ繋がっていたのね」
「ッ!かごめ!落ち着け!!」
「ッおすわり!!おすわり!おすわり!おすわり!おすわり!おすわり!おすわり!おすわり!おすわり!おすわり!おすわり!おすわり!おすわり!おすわり!おすわり!おすわり!おすわり!……」
「だぁぁぁあ!!!!」
「はい、犬夜叉の第一希望は『蛇骨の嫁』っと」





・教えて!蛮骨先生!!NO.4





「来週の体育祭ですが、勇将の下に弱卒無し!全てにおいて一位を取る事!なんならちょっと筋肉が元気になる薬を提供する!以上です」
「競馬場に居るおっさんの眼だ…俺達で一体どれだけの金を賭けているんだ…」
「はい、煉骨君はなにもしなくていいです。期待してないから。この場で死んでも泣きません。あ、葬式饅頭だけいただきます」
「てめぇ!なんで、いつも俺だけこんな扱いなんだ!?」
「あ、犬夜叉がんばれよ。お前にはかなり期待してるから」
「ケッ!なんで俺なんだよ」
「ほら、勝ったらドックフード買ってやるから。あと、桔梗のレア写真集」
「……マジかよ……」
「こらこら。悩むな犬夜叉。」





・教えて!蛮骨先生!!NO.5





「先生!連休が終わりましたよ!!いいかげん保健室に引き篭もるのは止めてください!邪魔です!そして迷惑!!」
「嫌です。俺は実を言うと勉強なんか大嫌いなんです。もう君に権利をあげるんで授業しちゃってください」
「……と、いうわけで回り回って殺生丸様が授業をすることになった!皆の者、ひかえ〜」
「邪見、ウゼー」
「うるさい!殺生丸様が教壇に立つなんて、すごいことなんだぞ!なんたって、無口で自己表現が苦手!こんな人が授業できると思って……ガッハ!!」
「あ〜あ。蹴られた。今日の授業はこれまでだな。お疲れ。」






さんくす207β