「ああ゛〜暇だ〜。暇だ〜！ちょっ、煉骨の兄貴、お願いだからそこで全裸になってくれ」
「暇だから、俺を犠牲にするのか蛇骨！？言っとくがな、俺はお前のようなガチホモ野郎はお断りだ！！」
「けっ、ちげぇーよ。俺が言いてぇのはな。裸でその小せぇナニを振り回して踊れっていいたいの」
「失礼な！俺のは小さくない！マグナム級だ！」
「それにな、俺は煉骨の兄貴見たいなハゲじゃなくて、可愛いげのある男がいいんだよ！そうだな、理想は犬耳なんかついてキャンキャン鳴くのがいいねぇー。手がつけれねぇ暴れん坊を押し倒すのが最高に欲情するんだよ！それか、色っぽい頭よさそうな奴を鳴かせるのもいいな〜。普段は、そんな空気を持たない奴が俺の手で変わる姿……。最高だねー。あ、ちなみに煉骨の兄貴みたいな、すかした奴は嫌だけど」
「おい、蛇骨。誰がお前の好みの男の話しを聞きたいと言ったんだよ」
「あ、蛮骨の兄貴！いつから、そこに！」
「ん？ついさっきかなー。お前が煉骨に脱げって言ったあたり」
「最初から居たんじゃないですか、大兄貴……！そういえば、今日はと一日中一緒にいるとか言ってませんでしたか？」
「ああ……俺はを組み敷いて腰を使いたかったんだけどよぉ。が消えちまったんだ。……まぁ、暇になったし、煉骨。脱いで踊れ」
「大兄貴まで……！実は、二人とも俺のこと嫌いなの？」



「蛮骨の兄貴――――！！」



「ん？あの、巨体は凶骨じゃないか。どうした？」
「あ！蛇骨の兄貴ちぃーす！！」
「え！？俺のことは無視！？一応、七人隊の副隊長なんだけど！」
「そんなことより、蛮骨の兄貴！大変なんですよ！！」
「お前も俺のこと嫌いか？」
「凶骨なんだよ〜早く言え。今から煉骨が脱いで踊ってナニを曝すんだからな」
「大兄貴、俺のこと嫌いですか？」
「そうだよ。早く言え凶骨。今からハゲが脱いで踊ってナニを曝すんだから」
「さりげなくハゲって言うな！！お前は確実に俺のこと嫌いだろう！！俺もお前みたいなホモ嫌いだ！！」



「えーと、あの、たんが煉骨の兄貴が梅干し食べてギッコマンに改良した銀骨の兄貴に乗っていたら、いきなり『おお！今、私の耳に助けを求める子供の声が聞こえてきたぞ！ギッコマンいざ、正義の味方！！とわぁ―――！』って言って崖から落ちてしまいました！！」
「……―――――！！！！！！」
「蛮骨の兄貴落ち着いて！！」
「俺の蛮竜はまな板にもなるんだぜ☆といって自慢した蛮竜を振りまさないでください！！だわっ！頭を掠った！！」
「よかったな、ハゲ！髪がなかったから助かったんだぜ！！」
「ははは、泣いていい……？」
「お前ら！なんで、そんなに落ち着いていられるんだ！！が崖から落ちたんだぞ！あんなにか弱いが落ちたんだ！俺が抱きしめたら『痛いわ、ボケェェエエ！！』って半泣きになって俺の頭を叩いたが崖から落ちたんだ！！」
「が怒ったのは、蛮骨の兄貴が馬鹿力でを抱きしめたからだろう。兄貴の力はんぱねーもん。それに、俺、がどうなろうとしーらない」
「蛇骨の言うとおりですよ、大兄貴。それは、大兄貴が馬鹿力だからです」
「お前ら、俺のことを馬鹿力言い過ぎだ！！あー！そもそもが崖から落ちたのは、煉骨！お前のせいだ！」
「え！？俺ですか！」
「お前のせいだ！なんだ、その『梅干し食べてセックス』って！卑猥なんだよ！そんなんに銀骨を改良するな！銀骨は俺らの中じゃ、マスコット的存在だろう！」
「ちげぇーよ、蛮骨の兄貴！『梅干し食べてギッコマン』だ！」
「うるせぇ！ギッコマンってもん作ったら愛らしいが喜ぶに決まってるじゃねぇか！そう、あれは、俺が夜にあいつを持ち上げて部屋を駆け回った時も確かは『私！鳥になったみたい！』って言って喜んでたな〜。くっ、かわいいぜ」
「蛮骨の兄貴。夜になにやってんだよ。それ、完璧に仕事から帰って来た父親が娘と遊んでいる姿じゃないか」
「それに、そのの台詞はどう考えても氷山にぶつかって沈んだ豪華客船で出会った女が言った台詞と一緒ですよ」
「うるせぇ、ハゲ！！」
「ひぃー！大兄貴ごめんよ〜！」
「すっげー土下座だ。初めてみる土下座だ。ハゲの上に、そんなヘタレだから、二十幾つにもなっても童貞なんだよ」
「へ〜。煉骨、お前童貞だったのか〜」
「うるさい！！童貞の何が悪いんだ！世間の奥様は童貞が大好きだったりするんだ！俺は童貞を誇りに思っている！！」
「童貞を誇りって……どうするよ、蛇骨？」
「俺からはなんとも〜。貸してあげたら？」
「は俺専用だ！」



「あの〜、兄貴たち」
「ん？凶骨どうした？」
「一つ、言いますが……はどうするんですか？」
「……―――――！！！！！！」
「蛮骨の兄貴落ち着いて！！って、これさっきもやったよな！」
「俺の蛮竜はまな板にもなるんだぜ☆といって自慢した蛮竜を振りまさないでください！！だわっ！頭を掠った！！って、これさっきと同じだ！」
「蛇骨！凶骨！早く、を助けに行くぞ！今頃、スッポンキノコ(調べてみて)下半身に襲われているかもしれねぇ！待ってろよ、！」
「あのー、大兄貴。俺は……？」
「ハゲは」
「とうとう、ハゲ定着してしまった！」
「お前は、ここで全裸になって小さなナニを振り回しながら踊っておけ！」
「なんだよー！それたんに、俺が邪魔なんじゃないか！！」
「ハゲ、今の任務はハゲしかできねぇよ」
「そうですよ、ハゲ。頑張ってください！」
「お前ら、ハゲハゲうるせぇーよ！！ああ、見せてやるよ！俺のマグナムを曝してやる！振り回してやる！！」
「あ〜あ。自棄になっちゃった。俺しーらない」



「皆さ――ん！！」
「ん？あの声は！？俺のじゃないか！！」
「あ、あそこですよ。蛮骨の兄貴！」
「ん〜？銀骨も一緒だな〜。って！銀骨飛んでる！？」
「さすが、俺のだ〜。天女の力で銀骨をも飛ばせるようになるとは」
「恋は盲目っていうけど、蛮骨の兄貴は重傷だぜ。どう考えても、あそこで自棄になってナニを振り回しているハゲが銀骨を飛ばせるようにしたんだろう。それに、はただの足手まといの女だ。誰が天女だよ。ありえねー」
「蛇骨の兄貴。それは言っちゃいけませんぜ。この小説の設定では、は廃れている人殺し集団のオアシス、楽園なんですから」
「お前の言葉ですべてが崩壊したよ」



「―――！！」
「蛮ちゃん！」
「！どこに行ってたんだ！？心配したんだぞ！」
「えへへ。銀骨ちゃんに乗って遊んでたんですけど、子供が妖怪に襲われてて……思わず助けにいっちゃいました」
「！お前はなんていい子なんだ！そうだ、人助けは大切だよな。妊婦さん、お年寄りには電車で席をかわろう！いいか！お前ら、を見習えよ！」
「見習うもなにも。俺達確か、極悪人の人殺し集団じゃなかったけ？」
「さすがです！大兄貴！」
「うおっ！ハゲ、いきなりよいしょしに出てくるなよ」
「いかなる場所でも、優しさを忘れない。……お前は、偉いことをしたな。尊敬した……！」
「煉骨さん……」
「ハゲ……下半身丸だしだぜ」
「……キャァ―――――！！！！ハゲの変態！」
「え！ちょっ、これは違う！」
「ハゲ！俺のに近づくな！！大丈夫か！あいつのチ〇コとか見なかったか！？」
「だ、大丈夫です。小さくて見えなかったから……」





この日、煉骨さんは下半身丸だしでどこかに行ってしまいました。蛇骨さんは「ナニを振り回して童貞を捨てようとしている」と言っていましたが、ナニっていったいなんなんでしょうか。蛮骨さんに聞いたら「男の欲望がすべてつまった器官だ」って言っていました。どうやら、チン〇のことらしいです。〇ンコに男の欲望がすべてつまっているなんてしりませんでした。はまた少し、大人になっちゃったぞ☆